scrap book

日々の備忘録程度にのんびりやっていけたらなと思ってます。

約1年のハードル

 長続きしない性分で、約1年もの間、記事を更新しないまま放置してしまった。
あれを書こうと思い立ったことは一度や二度ではない。書き始めたことも少なくない。が、どうも下書きしたまま腐らせてしまう。実は今も書きかけの記事に頭を悩ませている。
 なぜ放置してしまうか。書こうと思うことのハードルが高すぎるからだ。「ポップソングが描いてきた距離感の変遷」についてまとめていたのだが、長すぎるよ。当たり前だ。いちいち歌詞を引用して講釈をたれれば日が暮れるどころではない。仕事かってくらいだよ。こういう類の記事をきっちり書き切れる人は大したもんだ。それだけで「興味がありました」だけじゃないってことだ。実は職業として文章を書いているのだが、いわゆる「どうしたらライターになれるか」という問題に対する答えは端的に「ちゃんと文章を書き続けて、締められるか」というくらいではないか。メディアの数だって多いので、少なくともライターを名乗るハードルは以前より相当に低いはずだ。
 ブログなんてそこまで肩肘を張る必要はない。そうだろう。だってこんなブログ何人が見るだろう。バズってからは責任が伴ってくるからある意味記事の更新も仕事になる。「バズりたい。認められたい」と思うのは当たり前のことだが、そうなってしまった先にある読まれる記事を書き続けなければならない責任は、それはそれで窮屈なものだろう。まぁバズってから言えって話ですが。
 そんなわけで誰も読まないブログを運営できているうちは気楽に、気が向いたら更新しながら、備忘録的に続けていこう。でも、やろうと思っていることはちゃんとやることにしよう。
 次回の更新が来年になりませんように、自戒を込めつつ。